クーリエism クーリエのヒトとビジョンを伝える

求職者ごとにパーソナライズされたサービスの実現へ。AIとデータで介護業界を変革!現場視点とテクノロジーでヘルスケアの未来を創る

2023年7月27日
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この記事に登場する人

  • イトザキ

早稲田大学教育学部卒業後、介護業界の大手企業に就職。経理部に配属されるも、業界課題に能動的にアプローチしたいと、クーリエの営業職に挑戦することを決心する。入社1年目から積極的に挑戦する姿勢が評価され、新人賞を獲得。現在は『みんなの介護求人』の事業開発分野を担当。3歳から始めた将棋は学生王座戦を制覇するほどの腕前で、クーリエでも将棋部を発足させることを密かに考えている。

「AIとヒトが協働する社会」を実現するヘルスケア領域への関心

イトザキさんは新卒で介護業界へ就職されたそうですね。

教育学部で「少子高齢化」や「ヤングケアラー」といったトピックに触れたことをきっかけに、日本の人口動態に興味を持ちました。

シンギュラリティを迎える中でこの先の社会がどうなるのか、テクノロジーの観点で考えることに面白さを感じ、今後の産業構造の変化をリードするような仕事をしてみたいと漠然と考えていました。

そのような思いから、社会課題解決に直結する介護業界を将来のキャリアフィールドとして選択したんです。

就活は大学3年の6月からとかなり早く始め、11月には内々定をいくつかいただいた中で介護業界大手企業へ入社を決めました。

現場研修からスタートし、最終的には本社で経理業務を担当することになったのですが、現場と経営の両面から介護業界の実情を肌で感じられたことは、今の仕事にも活きているという手応えがあります。

ヘルスケア領域に注目した理由は何ですか?

人々の健康や生活に直結するヘルスケア分野こそ、人間味のあるサービス提供が求められる領域だと感じたからです。

僕、「全国高等学校将棋竜王戦」という将棋界の甲子園ともいえる大会に県代表として出場したことがあるんです。

大学時代も学生王座戦で優勝を経験するくらい将棋が好きなんですが、将棋界でも昨今のプロ棋戦では全てリアルタイムで評価値や最善手が表示されるようになっていて。

「AIが示す最善手と実際の棋士が選ぶ指し手を比べることで戦法を読む」といった新たな観戦方法が出てきたりと、将棋の世界だけでなくAIがもたらす変化を感じることは多くなってきていますよね。

AIとヒトが協働する社会を模索するためには、ビジネスにおける人的要素がより重要視されるような業界が向いていると考え、一番マッチしていると思ったヘルスケア領域を選びました。

そこから、クーリエの営業職へキャリアチェンジした経緯を教えてください。

管理部門の仕事も面白かったのですが、もっと業界課題に能動的にアプローチできるような職種で、手触り感のある仕事がしたいという気持ちが高まり転職を決めました。

単なるルーティンワークではなく、自ら考え行動し、その成果がダイレクトに顧客や社会に還元されるような仕事をしたかったんです。

ちなみに、クーリエのことは前職時代から知っていました。キーワードやカテゴリで細かに検索条件を設定できる利便性や、新規オープンした施設の情報が即公開されるスピードに圧倒され、その仕組みを知りたい気持ちで応募しました。

現場を知るには営業職が一番適していると考え、選考に参加しました。未経験からの挑戦でしたが、ユーザー目線に立った提案ができる面白さに魅力を感じたのを覚えています。

現場の声に触れながら、事業の成長を支える

入社してからはどのような業務を担当していますか?

「みんなの介護求人」のセールスチームで両面型営業を担当していました。

介護施設を運営するクライアントに対して採用の課題解決を提案し、求職者に対しては最適な就職先を紹介するというミッションです。

営業活動を通じて最前線でユーザーのリアルな声を捉え、抱える課題を深く把握できたこと、マネタイズポイントの構成を理解できたことが、現在の事業開発に大きく役立っています。

複数部門との合意形成やそのための緻密なステータス管理など、ビジネスの現場で使えるスキルやスタンスの多くを、短期集中型で学ぶことができましたね。

入社1年目には新人賞を獲得されていますよね!業務で意識していることはありますか?

積極的に未経験分野にも挑戦する姿勢が評価されたのだと思っています。

営業未経験からのスタートでしたが、当時自分なりに考えながら行ったトークスクリプトやFAQの改善は、今のキャリアにつながっていると感じます。

一つひとつの業務を丁寧にこなすだけでなく、「もっとこうしたらサービスが良くなるのではないか」という問題意識を常に持つようになったのは、クーリエに入ってからの成長ですね。

クーリエは、どの部署でも短いサイクルでトライ&エラーを繰り返しながら前に進むスタイル。ありがたいことに皆さん忙しくても嫌な顔ひとつせずに協力してくれるので、多くのことを吸収できます。

そして、部署横断で強力し合う組織風土があるので、社歴に関係なくチャレンジができる。そんな環境なので、成長意欲があればどんどんキャリアアップすることができますね。

苦労した点も教えてください

社会人2年目で何もスキルのない状態からのスタートだったので、最初のうちはかなり苦労しました。

営業の基本動作から覚えなければならず、自信をなくすこともありました。でも「困ったら他部署の方も含めて積極的に頼る!」と決めて乗り越えていきました。

社内には各分野のスペシャリストがいるので、先輩方の仕事ぶりを間近で見られたことが何より勉強になりましたね。

社員みんなが当事者意識を持って事業やプロダクトに向き合っているからこそ、自分の意思やチームの方針、背景や目的を丁寧に伝える必要があることも、実体験を通して学びました。

組織の一員として働くことの責任の大きさ、ビジネスパーソンとして成長するためのエッセンスを学べた期間だったと感じています。苦労の連続でしたが、かけがえのない経験になりました。

データ分析を通じて業界の未来を切り開く

クーリエの魅力はどこにあると感じていますか?

何といっても「やりたいと手を挙げれば挑戦できる環境」だと思います。

私も営業職からスタートして、現在では『みんなの介護求人』のCMSページやマトリクスの設計、SQLを活用したデータベース作成、マーケティングオートメーションなど、事業開発の領域も担当しています。

さまざまなキャリアの可能性が開かれている、そんな実感を日々持って働けるのがクーリエの魅力だと感じています。

サービスが顧客ニーズを満たすための指標として、マネタイズに向けたKPIの設定と追跡は営業も事業開発も変わりません。

営業を通して把握した顧客の多様なニーズと、今度は「正確さが求められる」デジタルの強みを生かして、情報を細かく要素分解しながら、圧倒的顧客志向の実現を目指しています。

現場感覚とデータ分析力の両面から事業に貢献できるのは、個人的に面白いところですね。

今後の目標を教えてください

今後は介護業界でパーソナライズされたサービス提供を可能にするためにも、データ分析の精度向上に取り組み、そのための基盤構築にチャレンジし続けたいです。

テクノロジーの力を使って、一人ひとりに寄り添ったサービスを提供できる世界を実現したいと考えています。

20代前半でこういったチャンスに恵まれることは非常に貴重な経験だと思いますし、ヘルスケアの行く末も見届けたい。課題先進国とも言われる日本から、超高齢社会を豊かに生きるためのイノベーションを起こしたいですね。

いつかサービスが成熟期を迎えた際、事業成長を支えた中心メンバーの一人として活躍を続けることが、私の密かな野望です。

最後に、営業職にチャレンジしたいと思っている方へメッセージをお願いします。

クーリエの営業職は、通常の営業活動や提案業務の範囲を超えて、サービスとお客様を繋ぐハブとなり、事業領域でのプロジェクトも担当できます。

開発やマーケティング、データサイエンスなど各領域のエキスパートと日々刺激的にやり取りする中で、自分自身も学びながらアップデートを繰り返し、キャリアの幅を広げられます。

現場に近い立ち位置の営業を経験することでビジネスモデル全体が見えるようになり、現場を知っているからこそ効果の高い改善施策を自信を持って推進できる。そんな事業会社ならではのキャリアが得られます。

積極的な挑戦や失敗を糧に成長したい方と一緒にチームを盛り上げていきたいです。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度お話を聞きに来てください!

ちなみに、将棋は一生の趣味にもなる面白さがあるので、一緒に指していただける方もお待ちしています(笑)

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