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クライアントワークから事業会社の最前線へ。 パートナーアライアンス部門で描く、顧客と自社の相互成長戦略

2024年9月12日
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この記事に登場する人

  • イワブチ

前職のSEOコンサル会社にて、営業からメディアのコンサルティング、運用まで幅広く経験を積む。事業会社側からメディアを用いたビジネスに携わりたいとの思いから、クーリエへジョイン。現在はパートナーアライアンス部門で、自社・顧客双方の利益最大化に貢献。SQLを使ったデータ分析による業務改善や、オウンドメディアの立ち上げにも携わる。将来はマネジメント能力を向上させ、自ら起案したプロジェクトで大きな成果を出すことを目指す。

SEOコンサル会社から事業会社への転向を決めた理由

これまでのご経歴を教えてください。

前職はクライアントのオウンドメディアの運用を行うSEOコンサル会社のインサイドセールスでした。20名程度の小さな会社だったので、営業だけではなくコンサルティングからメディアの運用まで、多岐にわたる業務を経験させてもらえたんです。

新卒で入社した大手人材ベンチャーでの営業経験を活かしつつ、希望していたマーケティング業務に携わることができた点は非常にありがたかったですね。

ただ、SEOコンサルという立場ではどうしても担当する企業のオウンドメディアの検索順位をいかに上げるか、ターゲットに見てもらうかなど「メディアそのものの運用」に終始してしまいます。

メディアに集客した先で、いかにビジネスを展開して行くのかまで携わっていきたいという思いが強くなり、転職を考えるようになりました。

クーリエを選んだ決め手は何でしたか?

オウンドメディアを運用する事業会社でサービスを発展させていけるようなポジションで検討していました。

前職での経験から、メディアの規模が大きいほどできることが増えると感じていたので、老人ホーム検索サイトとして業界最大手の「みんなの介護」を運用しているクーリエは魅力的でしたね。

また、前職はフルリモートだったために上司に指導いただける機会が少なかったんです。クーリエは原則みな出社しており、上層部にも気軽に意見をもらえる環境だった点もいいなと。

顧客と自社、双方の利益最大化を目指して

イワブチさんはカスタマーサクセスとして入社されたんですよね。パートナーアライアンスに異動したのはどのような経緯だったんでしょうか?

そうなんです。入社して2ヵ月目、カスタマーサクセスの業務にも慣れてきたころに「パートナーアライアンスに行ってほしい」とお話をいただいて。

実はパートナーアライアンス部門では、クライアントからサイト内での掲載順位のアルゴリズムや表示状況の改善方法などについてご質問いただくことも多いのですが、私には前職のSEOコンサルでの知識があるので、適切にアドバイスすることができるんじゃないかと。そこからアライアンス部門に異動することになりました。

イワブチさんのこれまでのご経験が最大限に活かせるポジションだったんですね。もう少し詳しくアライアンス業務についてお聞きできますか?

クーリエのパートナーアライアンス部門の最大のミッションは弊社サービス利用の効果最大化です。「みんなの介護」は掲載課金型ではなく成約課金型であり、弊社に利益が生まれるのは利用者さまがクライアントである施設に入居を決めたタイミングです。また、施設側としても当然空室率が低いほうが売上が上がります。ですので、自社とクライアントの双方に利益を生み出すためにも施設で出てしまっている空室を埋めていけるよう、クライアントに弊社サービスの活用方法をご提案していきます。

クライアントごとに売上を改善するための戦略は異なるので、原因を分析し「弊社サービスのこの機能が活用されていないことが問題なのではないか?」などと仮説を立てて、提案していく流れです。

そのためには、クライアントとの関係性構築も大切です。「みんなの介護」を利用し続けていただくために、普段から弊社サービスに抱えているネガはないかをヒアリングし、問題があれば改善します。

また、クライアントへの法務対応もアライアンスが担当しているので、いざという時にすぐに具体的な回答ができるよう、普段から契約書の内容や自社サービスについての理解を深めるようにしています。

他社とパートナーアライアンス部門と比較して、どのような点が魅力でしょうか?

クライアントに提案した施策を取り入れていただきやすい点ですかね。

一般的な企業のアライアンス部門の場合、現状よりも高い料金の発生するプランに変更いただく❝アップセル❞を目的とするケースが多いのですが、「みんなの介護」の場合は老人ホームへの入居が決まって初めて費用が発生する成果報酬型であり、打ち手のご提案自体に費用が発生しないため、取り入れていただきやすいんです。

実際に施策を打ち、クライアントの売上につなげるための仮説、検証を繰り返していきやすいのは、クーリエのパートナーアライアンスならではの魅力だと思います。

SEOコンサル時代の経験が現職で活きたと感じた機会はありますか?

クライアントからは検索順位向上のための施策やサイトの構造、表示状況の改善などについて質問を受けることも多いのですが、前職での知識がある分スムーズにご説明できている部分はあると思います。

また、パートナーアライアンス部内の業務ではありませんが、あるプロジェクトでサイトの立ち上げに関わらせていただいたことがあります。

クーリエは手を挙げれば部署外のプロジェクトにも参加できる文化があるのですが、「SEO関連の業務もやってみたい」と意思表示していたら、ページ内のコンテンツ作成からテクニカルSEOまで携わらせていただけたんです。これまでの経験も活かしつつ、より大規模なオウンドメディアに携わることができて嬉しかったですね。

クーリエ入社後、達成できたことはありますか?

SQLを使ったデータ分析による業務改善です。普段、カスタマーサクセスをはじめとした各部署から寄せられた相談はCMS上で管理しており、寄せられた相談の数やどう対応したのか、そしてその対応にかかった工数などがデータベース上で全部記録が取れている状態でした。

これをせっかくなら業務改善に活かしたいと思い、メンバーごとに問い合わせを受けてから回答までのリードタイムや対応工数などが各工程ごとに確認できる状態にしました。これにより、工数がかかってしまっている部分があった場合、その原因を検討したり、チーム内でフィードバックできるような体制を整えることができました。

クーリエには数字を非常に重視する文化があるので、定量的な指標を設定し、それを基に判断や改善を行うという習慣が身につきましたね。

一方で、数字だけでなく、その背景にある定性的な情報も重要視するバランス感覚も養われました。クライアントとの関係性や、チーム内のコミュニケーションなど、数字には表れない要素も大切にしながら、総合的に業務を進める力が身についたと感じています。

今後、クーリエで目指したいことを教えてください。

まずは、マネジメント能力を向上させたいです。BPO(外部委託)メンバーを管理させていただくようになったんですが、自分でもマネジメントしてみて改めてクーリエのマネージャーは本当にレベルが高いと痛感しています。メンバーのモチベーションをキープしながらも、一人ひとりのスキルを向上させていけるようになりたいですね。

また、ゆくゆくは自分で起案したプロジェクトをハンドリングして、大きな成果を生み出したいと思っています。他社と比較すると、クーリエではプロジェクトの進捗や成果をかなり細かい粒度で見られるので、うちで求められるレベルで進めて成果を出すことができれば、どこに行っても通用すると思うんです。

最後に、クーリエに興味がある方にメッセージをお願いします!

クーリエは、「真面目かつパッションがある人」に向いていると思います。

ひとつひとつの仕事に対し、真摯に向き合う姿勢はもちろん必要です。そのうえで、言われたことをそのままこなすだけでなく、業務改善や新規施策など、プラスアルファでできることを考える意欲のある人が評価される環境だと思います。

また、そこそこの規模感がある会社では、クーリエほど経営層との距離感が近いケースは貴重です。Googleやリクルート、アクセンチュアなど、大手出身の役員とも日々会話できる環境なので、視座が一気に引き上がります。特にアライアンスはキャッシュの流れや経営判断、サービスの仕組みなど、ビジネスの全体像を把握しやすいポジションなので、ビジネスパーソンとしての視野が大きく広がると思います。

市場価値を上げたい、成長角度を高めたいと感じている方はぜひクーリエにいらしてください。お待ちしています!

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