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“作って終わり”の請負開発からの脱却。プロダクトグロースを牽引するフルスタックエンジニアが語る、ユーザーに価値が届く喜び

2025.04.23
  • サタニ

    サタニ

    広島大学卒。前職ではさまざまな業界クライアント向けのWebアプリケーション開発に携わる中で、請負業務で技術選定や設計に自分の意見を反映させるのは限界があると感じ転職を決意。クーリエでは「みんなの介護求人」のシステムの開発やSEO施策を担当し、PHP(Laravel)を用いたサーバーサイド開発やデータベース設計、API開発まで技術面のリードをしている。将来はフロントエンド技術の専門性を高め、開発チームのリーダーとしてプロダクト全体の方向性に関わることが目標。

請負業務のジレンマと自社サービス開発への憧れ

前職ではどのような仕事をされていたのですか?

前職ではプログラマーとして、主に他社の開発支援や開発請負業務を担当していました。特にWebアプリケーション開発が中心で、フロントエンドからバックエンドまで幅広く携わる機会がありました。

技術力向上のための環境が整っており、多様なプロジェクトに関われる点に魅力を感じていましたね。

当時まだ普及途上だったVueなどの先進的なフレームワークを使用したプロジェクトも多く、技術的に常に最新のトレンドに触れられる環境でした。

また、さまざまな業界のクライアントと仕事をする中で、プログラマーとしての知見も自然と身についていきました。

転職を考えるようになったきっかけは何でしたか?

請負業務中心の環境では、案件の流動性が高く、自分が携わりたい技術や領域の仕事に就けるかどうかは運の要素が大きいと感じていました。

特に、技術選定や設計については、クライアントの要望に応える立場であるため、自分の意見を反映させる機会が限られていたこともネックでした。

長期的なキャリア構築を考えたとき、特定のプロダクトに深く関わり、企画段階から運用まで一貫して携われる環境で自分の技術を活かしたいと考えるようになったんです。

そうした思いが強まり、自社サービスを持つ企業への転職を決意するきっかけとなりました。

クーリエを選んだ理由について教えてください。

クーリエは、革新的なサービス開発に取り組んでおり、技術的にもチャレンジングな課題に取り組む文化があると感じました。

そして、面接で話を聞いていく中で、単にコードを書くだけでなく、サービスの価値創造に関わることができる環境だと理解できました。組織としても成長フェーズにあり、自分自身も会社と共に成長できる可能性を強く感じました。

技術スタックもPHPのライブラリで新しいものを使っていたり、Reactなど興味のあるものが採用されており、自分のスキルと経験を活かせる場所だと確信し、入社を決めました。

先進的な技術・サービスの開発計画について説明を受け、大きな期待を抱いていましたね。

クーリエでの挑戦と成長

入社後の取り組みについて教えてください。

現在担当しているのは「みんなの介護求人」の開発業務です。

特にユーザー向けのWebページの開発に注力しており、求人掲載などのUIや機能改善を行っています。

また、検索エンジン最適化(SEO)の施策も重要な役割の一つで、ページ構造の改良、ページ表示速度改善などを通じて求人情報の検索順位向上に取り組んでいます。以下はGoogleの検索結果のパフォーマンスを示すコンソール画面なんですが、矢印で示しているように、施策の前後でクリック数を大幅に改善することができました。

具体的には、求人の詳細をまとめたページについて、情報更新したことを示すxmlファイルの<lastmod>プロパティのロジックを最適化して、botのクローラビリティ向上を実現しました。

そういった経験もあり、入社後は特に技術スキルの面で成長を実感しています。それまで経験のなかったPHPとそのLaravelフレームワークを使った開発に取り組み、短期間で実務レベルのスキルを習得することができました。

特にバックエンド開発は前職では携わる機会が限られていたため、データベース設計やAPI開発など、新たな技術領域への理解を深められたことが収穫です。

また、大規模なコードベースを扱う経験を通じて、保守性や拡張性を考慮したコーディング技術も向上しました。

入社前に期待していた通り、自社サービスの開発に一貫して関われることで、企画から実装、改善までの全プロセスを経験し、プロダクト開発のスキルを総合的に磨くことができています。

サタニさんはクーリエの掲げる10valuesのうち、特に「圧倒的な顧客志向」を重視されているそうですね。

私が「圧倒的な顧客志向」を最も大切にしている理由は、Webシステム開発者として、クライアントや求職者が直接触れるインターフェースを構築する立場にあるため、このValueが日々の業務に直結していると感じているからです。

開発者として要件通りのコードを書くことは大切ですが、それ以上に、そのコードがユーザーにとって本当に価値のあるものなのかを常に考えることが重要だと思っています。

システムの安定性確保のため、リリース前には徹底したテストを行い、ユーザー目線での検証を欠かさないよう心がけています。

技術的な挑戦も重要ですが、最終的にはユーザーに価値を提供することが私たちの存在意義だと考え、日々の開発業務においてこの価値観を常に念頭に置いています。

例えば、求人情報を探している方々にとって、情報が見つけやすいかどうか、必要な詳細情報がわかりやすく表示されているかなど、常にユーザー目線で考えることを大切にしています。

エンジニアとしての未来図

今後のキャリアビジョンについて教えてください。

今後はより深く顧客に寄り添うWebシステムの開発に注力していきたいと考えています。企業側と求職者双方にとって価値あるプラットフォームの構築に貢献したいです。

具体的には、フロントエンド技術をさらに深めつつ、パフォーマンス最適化やアクセシビリティ向上など、ユーザー体験に直結する技術領域でも専門性を高めていきたいと思います

サイトの表示速度やレスポンシブな対応はユーザー体験に大きく影響するため、この部分の改善にも力を入れていきたいですね。

将来的には、開発チームのリーダーとして、技術的な視点だけでなく、プロダクト全体の方向性にも関わりながら、競合優位性の向上に貢献できるエンジニアを目指しています。

クーリエで働くことで、多角的な成長機会があると感じています。

自社サービスの開発に一貫して携われることで、設計から運用・改善までの全工程を経験しながら技術的な深みを追求できますし、新しい技術の導入や挑戦的な施策にも取り組めるのは大きな魅力ですね。

サタニさんにとって、この仕事のやりがいを感じる瞬間とは?

最もやりがいを感じる瞬間は、自分が開発したシステムやページが実際にユーザーに利用され、その反応を直接見ることができる時ですね。

アクセス解析やユーザーのフィードバックを通じて、自分の作ったものが実際に誰かの役に立っていると実感できる瞬間はエンジニアとして何よりの喜びです。

開発したシステムが介護職の方々の就職活動をサポートし、間接的にヘルスケア業界全体の発展に寄与できていると思うと、単なる技術的な仕事以上の意義を感じることができます。

開発中に難しい技術的課題があっても、それを乗り越えてリリースした機能がユーザーに好評だったときの達成感は何物にも代えがたいものがあります。

自分のスキルが向上していることを実感しながら、社会に貢献できるという両面での充実感が、この仕事の醍醐味だと思います。

最後に、エンジニアを志望する方に向けてメッセージをお願いします。

クーリエはエンジニアとしての成長と、社会的価値の創出を両立できる環境です。

自社開発のサービスに一貫して関われるため、技術的な挑戦に加え、自分の手がけたシステムが実際にユーザーに届く喜びを実感できます。

特にヘルスケア業界という社会的意義の高い分野で、テクノロジーを活用した課題解決に携われることは大きなやりがいにつながります。

私自身、入社後に新たな技術スタックを習得し、バックエンド開発の経験も積むことができました。

技術力の向上はもちろん、プロダクト全体を見渡す視野や、ユーザーに価値を届けるという視点を持ちながら仕事ができる環境です。

誠実さを持ちながら主体的に課題を発見し解決に取り組める方や、ベンチャーマインドとチャレンジ精神で前例のないことにも挑戦できる柔軟性のある方は、きっと活躍できる場所だと考えています。