
認知症介護基礎研修 神奈川県より指定を受け、無料提供を開始しました。
全国で5番目の自治体指定、約5,000事業所が対象に──会員登録者数1,100人、修了者数300人超え
サービスリリースの背景
厚生労働省が制度化を進める「認知症介護基礎研修」は、介護現場で働くすべての職員が受講を求められる制度研修です。自治体単位での対応が全国で進められるなか、株式会社クーリエは神奈川県※からの指定を受け、2024年9月より「認知症介護基礎研修」の提供を開始しました。
クーリエが自治体から認知症介護基礎研修の提供事業者として指定を受けるのは、神奈川県で5番目となります。高齢化の進行とともに、認知症ケアの質を確保する人材の育成は急務となっており、今回の取り組みは地域の介護体制の底上げに大きく寄与するものです。
※神奈川県内の横浜市、川崎市、相模原市の三つの自治体は除く
サービスの概要と特徴
本サービスでは、神奈川県内に所在する約5,000の介護サービス事業所を対象に、eラーニング形式で「認知症介護基礎研修」を無料提供しています。スマートフォンやパソコンから手軽にアクセスできるオンライン研修で、認知症に関する基本的な知識やケアの実践的なポイントを体系的に学ぶことができます。これまで個人負担が必要だった研修費用を無料化することで、受講のハードルを下げ、現場全体の受講率向上を図ります。
2025年3月末時点で、神奈川県内の会員登録者数は1,100人を超え、そのうち300人以上がすでに研修を修了しています。登録・修了者は今後さらに増加すると見込まれ、地域全体の認知症ケアスキルの底上げが期待されています。
受講方法や研修の詳細については、以下の専用ページをご参照ください。
https://market.minnanokaigo.com/learning/lp
対象ユーザー・導入メリット
本研修の対象は、神奈川県内の介護サービス事業所に勤務する職員のうち、無資格者や介護未経験者を中心とした「認知症介護に関する知識が十分でない方」です。介護現場では、事業所ごとに該当職員への研修機会を提供する責任があり、本サービスはその義務を効率的に果たす手段として機能します。
オンライン形式のため、業務の合間や空き時間を活用して受講でき、時間や場所に制約されることなく学習が可能です。また、修了者には証明書が発行されるため、事業所の法令遵守の証明や人材育成の成果としても活用できます。
今後の展望
株式会社クーリエでは、より多くの事業所・職員に研修の活用が広がるよう、継続的な情報提供とサポートを行ってまいります。 受講者からのフィードバックをもとに、コンテンツの利便性向上やサポート体制の見直しにも取り組みながら、介護人材の育成と認知症ケアの質の向上に貢献していく方針です。
今後も、地域の介護現場が直面する課題に寄り添いながら、介護人材の育成とサービスの質向上を支援する仕組みづくりを進めてまいります。
株式会社クーリエについて
株式会社クーリエでは、「きちんとした情報があれば、⼈はもっと良い選択ができる」という考えのもと、「確かな価値を多くの⼈へ」という企業理念を掲げ、デジタルプラットフォームビジネスを展開し、新たな価値創造を追求しています。
【会社概要】
株式会社クーリエ
東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー9階
代表取締役 安田 大作
【本件に関するお問合せ先】
株式会社クーリエ 広報担当
メールアドレス:pr@courier.jpn.com
電話:03-6831-1690