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サムネイル - 旧態依然とした証券業界からデータ駆動型アカウントエグゼクティブへの転身。顧客の課題解決だけに留まらない彼女の視座に迫る

旧態依然とした証券業界からデータ駆動型アカウントエグゼクティブへの転身。顧客の課題解決だけに留まらない彼女の視座に迫る

2025.04.18
  • オカムラ

    オカムラ

    新卒から証券会社で7年間、富裕層向け金融商品営業を担当。高い成果を挙げる一方で、デジタルスキル不足と業界の将来性に不安を感じ転職を決意し、成長フェーズのIT企業で多様なスキルを身につけるために、クーリエに入社。現在は「みんなの介護求人」で法人顧客の採用課題解決に携わる。CROに必要なスキルを身につけるというキャリアビジョンのもと、大企業の経営層との関係構築や意思決定を支援する人材を目指している。

報酬に対するスキル不足の不安と業界の将来性への懸念

前職は証券会社だと伺っていますが、どんな業務を行っていたのですか?

新卒から証券会社で働いていました。最初の3年間は新規開拓がメインの業務で、その後4年目以降は、既存顧客、特に中小企業の社長や地主といった富裕層の方々を担当することが多くなりました。

具体的には株式や投資信託などの金融商品の提案・販売をしていました。また、お客様の税金対策や相続対策など、資産運用全般のサポートも業務のうちに含まれます。富裕層の方々と直接やり取りする中で、お客様の課題に合わせた提案ができるようになっていきました。

お客様の人生に関わる重要な意思決定に携われることにやりがいを感じていましたし、成果を出すことで報酬も上がっていくことは嬉しかったですね。

なぜ転職をしようと思ったのでしょうか?

大きく2つの理由がありました。

1つ目は、報酬に対して自分自身のスキル・経験が十分に伴っていないのではないかという不安感があったんです。特に全ての業務がアナログベースだったので、G suiteなどのデジタルリテラシーに不安を感じていました。

2つ目は、業界の将来性への懸念です。現役世代はインターネットでの取引に強く、今後彼らが退職するタイミングで、対面の証券会社で取引する人が減っていくのではないかと考えていました。このままだと将来の自分が苦しむのではないかと感じたんです。

このような状況を踏まえて、これから成長する業界で新しいスキルを身につけながら働きたいと思い、転職を決意しました。自分自身が胸を張って「このスキルがあります」と言えるような状態になりたかったんです。

クーリエを選んだ理由について教えてください

クーリエを選んだ理由は、今後伸びていく業界で働きたいと考えたときに、世界の中で一番高齢化が進んでいる日本のヘルスケア業界に大きな魅力を感じたからです。社会課題の解決に直結する仕事に携わりたいという思いがありました。

あとは、クーリエがこれからさらに大きくなっていくフェーズの会社だと感じたからです。成長企業だからこそ、多くのことを経験できるチャンスがあると思いました。新規事業を含むさまざまな事業の成長過程に参加して、事業が大きくなっていく過程を経験する中で、いろいろなスキルを身につけたいと考えていたんです。

私は最終的には、CRO(Chief Revenue Officer:全社の収益を最大化させる最高収益責任者)に必要なスキルを身につけるという長期的なキャリアビジョンがあり、クーリエならそれを実現できる環境があると思いました。成長産業で、成長企業に身を置くことで、自分自身も大きく成長できると確信したんです。

想像以上に明るく、挑戦できる環境での日々

クライアントセールスとして入社されましたが、どんな業務を担当されていますか?

現在は「みんなの介護求人」での業務を通じて、クライアントの採用課題を解決していくためのお手伝いをしています。具体的には、介護施設や事業所の採用担当者に連絡をして、採用の状況をヒアリングしながら、どのような課題を抱えているのかを深掘りしていきます。

その後、社内のキャリアコンサルタントと連携しながら、それぞれの施設に合った採用に関する課題解決策を考え、提案させていただいています。

下記の図のように、2026年には介護職員が約240万人必要になると推計されています。ですが、実際は2022年から2023年までに約3万人減っており、まさに採用課題の解決は介護業界にとって死活問題です。その現場である介護事業所に寄り添いながら、最適な解決策を一緒に考えていくのが私の役割です。

地域ごとの実情や需要予測からの推計によると、
2022年から全国で年間約6.3万人のペースで介護職員を増やしていく必要がある

入社前に想像していたのと違ったのは職場の雰囲気ですね。厳しい環境で常に緊張感のある真面目な雰囲気を想像していたのですが、実際は厳しい状況でも周りが声をかけ合い、明るく楽しく業務を行う環境でした。困ったときには必ず誰かが助けてくれる、そんな文化があることに驚きましたし、とても救われました。

仕事を行う上で、大切にされているのは何でしょうか?

私が特に大切にしているのは「圧倒的顧客志向」です。クーリエの10valuesの中でも、この価値観が一番自分に合っていると感じています。

セールスという仕事は本質的に、お客様の課題を伺い、それを解決するものだと考えているからです。クライアントの声に耳を傾け、真のニーズを理解した上で、最適な解決策を提案することが何より大切だと思っています。だからこそ、まずはお客様のことを第一に考え、お客様の役に立てるよう行動することを心がけています。

また、私自身のモチベーションは「誰かの役に立てること」にあります。お客様の課題を解決し、「ありがとう」と言っていただけたときの喜びは何物にも代えがたいものです。その価値観がクーリエのミッションやバリューとも合致していることを日々実感しています。

人手不足で苦しんでいる介護事業所の採用課題を解決することで、間接的にですが日本のヘルスケア業界全体の改善に貢献できているという実感があり、それが大きなやりがいになっています。

ヘルスケア業界の人材課題解決とCRO的能力の獲得を目指して

キャリアの展望について教えてください

まずは現在の業務である「みんなの介護求人」を通じて、多くの事業所の採用課題を解決するお手伝いをし、人手不足で悩んでいる介護事業所を少しでも減らしていきたいと考えています。日本のヘルスケア業界全体の改善に貢献することで、社会的な価値を生み出していくことを目指しています。

中長期的には、私が入社前から考えていたCRO的な能力を身につけていきたいですね。戦略的なアカウントマネジメントのスペシャリストとして、クライアントの経営課題に対する解決策を提案・実行できるようになりたいと思っています。大企業の経営層との関係を構築し、彼らの意思決定を支援できるような人材になることが目標です。

また、クーリエではフラットな組織体制のもと、所属部門の仕事だけでなく、プロジェクトメンバーとしてさまざまな取り組みにアサインされる機会もあります。そうした経験を通じて、営業だけでなく、マーケティングやプロダクト開発など幅広い視点を持ったビジネスパーソンになれると考えています。

アカウントエグゼクティブのやりがいはどんなところにありますか?

アカウントエグゼクティブの最大のやりがいは、クライアントとより強固な関係を構築し、単なるサービス提供者に留まらない戦略的パートナーになれる点だと感じています。

通常の営業とは違い、クライアントの経営課題を深く理解した上で、中長期的な視点から解決策を提案していくことが求められます。その過程で、クライアントの事業成長に貢献できた時の喜びは格別です。また、ヘルスケア業界全体のDX化を推進することで、業界の変革に携われることもアカウントエグゼクティブならではの醍醐味ですね。

クーリエでは自分のやりたいことを明確に持っていれば、どんなことでも挑戦できる環境があります。会社自体も成長期にあるので、業務に一生懸命取り組めば、常に成長する機会がある。時には大変なこともありますが、それも含めて挑戦し続けられる環境が整っているのがクーリエの魅力だと思います。

最後に、アカウントエグゼクティブを志望する方に向けてメッセージをお願いします

クーリエでは、前向きに何事にも取り組める人、成長力がある人が活躍できると思います。大変なこともたくさんありますが、それを前向きに捉えて挑戦し続けられる方は、きっと充実した日々を送れるはずです。

私自身、毎日忙しくも楽しく業務を行うことができています。それは、常に挑戦でき、成長できる環境が整っているからこそです。

また、単なる営業職を超えて、クライアントの真のパートナーとして、より深い関係性を構築していきたい方にもピッタリだと思います。アカウントエグゼクティブとして、クライアントの経営課題に向き合い、共に成長していく経験は、ビジネスパーソンとしての幅を大きく広げてくれるはずです。

大変なこともたくさんあると思いますが、一緒に苦楽を共にして、たくさん挑戦をして、共に成長していきましょう!

皆さんと一緒に挑戦できる日を楽しみにしています。