クーリエism クーリエのヒトとビジョンを伝える

元役者が未経験から「成果ファースト」のカスタマーサクセス領域へ。PDCAサイクルを高速で回し、自己変革を目指す

2024年9月12日
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この記事に登場する人

  • イノウエ

大学時代にスカウトされたことをきっかけに役者人生をスタート。「アオハライド」をはじめとした映像作品で活躍した後、新たなキャリアを求めてクーリエへジョイン。入社後は役者時代に培ったコミュニケーション力を活かし、カスタマーサクセスとして顧客体験の向上に貢献している。実は大学までバレーボール推薦で進学するなど、運動が得意な一面も。

「実力で評価されたい」役者の道から営業職に転向した理由。

イノウエさんはクーリエに入社するまで役者をされていたそうですね?

そうなんです。大学生の時に事務所にスカウトされたことがきっかけでお芝居を始めたのですが、就職活動のタイミングで大きな仕事をいただけて。「これは役者としてやっていけるかも」と思い、役者一本で行く道を選びました。

子どもの頃から特撮が大好きで、仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズは全部見ていましたね。俳優として特撮のオーディションも受けましたが、そう簡単にはいきませんでした。

特撮のオーディションの場合、メインキャストに選ばれるまでには第何次選考までオーディションがあるのですが、 回を重ねるごとに「ジュノンボーイ」で賞を取っているような次元の違うイケメンばかりになっていき、いたたまれなくなりましたね(笑)。

それでも頑張って選考を進んでいったのですが、大手事務所が売り出し中の俳優がいきなり❝スーパーシード枠❞で5次審査から参加してきたりして。私はその5次審査で落ちたのですが、後日❝スーパーシード枠❞の子に決まったのを知って、正直「出来レースじゃないか」と思いました(笑)。

あとは、WOWOWで配信された某人気少女漫画原作のドラマでメインの役がもらえて喜んでいたものの、ふたを開けてみたら全然台詞のない、ほぼエキストラに近い役だったり…。

そういう経験が積み重なっていき、芸能の世界は実力だけではやはり難しいんだと痛感しました。

厳しい世界なんですね…。とはいえまだイノウエさんはお若いですが、社会人に転向しようと決意したきっかけは…?

もともと、事務所の社長と「25歳になっても軌道に乗らなければ踏ん切りをつけよう」と決めていたんです。私は比較的童顔な方なので、25になってもまだ高校生の役ができていました。ただ、逆にいえばそういう顔のやつは40、50にならないとお父さん役、部長役にステップアップできないんですよね。相当評価されている場合を除いて、30代はもらえる役が少なく、本当に地獄になるだろうと。

役者として「やり切った」という感覚もありましたし、社会人として新たな道を進もうと思いました。

クーリエのカスタマーサクセスを選んだのはなぜだったんでしょうか?

そもそも週5日働いた経験もなく、自分に何ができるのかも分からない状態だったのですが…転職エージェントの方に相談する中で、役者としてのキャリアが活きるのは営業職なんじゃないかと。「演技のために話し方や表現を工夫してきた経験は、きっと営業で活きてくるんじゃないか」って、クーリエのカスタマーサクセス部門を紹介してもらったんです。

応募したときには、「こんな自分でも未経験から挑戦できる環境があるなんて、ありがたいな」という気持ちでしたね。面接では「自分を卑下しすぎじゃない?」と、話し方やこれまでにやってきたことを評価してもらえて。もしかしたらそうなのかもしれない、と思わせてもらったので、今はそれを糧に頑張っています(笑)。

また、「数字を追う」ことが求められる環境であった点も魅力的でした。役者の世界では政治的な力も必要になってくることを感じていたので、実力が数字として目に見えて評価されるのはいいなと。社会人として通用する人材になるためにも、クーリエのような環境に身を置きたいと思いました。

役者経験も活かし、カスタマーとの会話を模索

そういう経緯だったんですね! ちなみに、現在はどのような業務を担当されているんですか?

カスタマーサクセスの業務は、老人ホームへの入居を考えている方に、適切な施設へ入居していただくことが最終的なゴールです。

一日の流れとしては、まずはカスタマーサクセス全体での朝のミーティング、通称「朝会」で部署全体の前日の結果や改善策の共有を受けます。その後チーム単位でのミーティングでリーダーから前日の業務に対してフィードバックをもらいます。

その後、本格的に稼働開始です。まずは折り返しへの対応やショートメールに返信するところからスタートし、 その後今日の対応が必須の方、 新規の方…と優先度をつけて架電していくイメージですね。

社会人の友達に話を聞いても、会議自体月に1~2回程度しかないケースが多かったんですが、クーリエでは毎朝の会議で良かった点、悪かった点が共有され、その日の業務に活かされるんです。PDCAサイクルの回転の速さに驚いています。

カスタマーサクセスとして、どんなことを意識して仕事に取り組んでいますか?

まずは結果を出している先輩の声色や話し方を「完コピ」することを目指しています。「この人の話を聞いてもいいな」と思ってもらえるかどうかは第一印象で大きく左右されてしまうと思うのですが、その先輩は明るくて優しい声色なんですよね。

このあたりは、役者時代に台詞を練習していたころの経験が活きているかもしれません

あとは、短い通話時間の中で施設見学を決めていただけるように工夫しています。日々架電する中で、試行錯誤しながら最適な話し方を身に着けられるよう、日々努力しているところです。

入社されてまだ1カ月ですが、これまでにできるようになったことはありますか?

週5日働いた経験すらなかったので、日々学びがあります(笑)。

例えば、ビジネス的な話し方は意識するようになりました。先日、リーダーに状況説明をしている際に、こうでこうで…と、時系列に全て話していたら、「結論、どういうこと?」って聞かれて、ハッとしたんです。確かに自分が聞いている側だったら、そんな関係ないこと聞いてないよ、って思いますよね(笑)。指摘いただいて以降、なるべく結論から話すように心がけています。

また、これまで触れたことがなかったGoogleカレンダーやスプレッドシート、Slackなども日常的に使うようになりました。IT業界ならではの環境に少しずつ慣れてきたところです。

まずはカスタマーに理想的な入居の機会を

今後クーリエでどんなことに挑戦していきたいですか?

ゆくゆくはリーダーになれたらと思っています。

ですが、そのためには簡潔かつ的確な言語化能力や資料作成能力など、まだまだ不足している部分があると思っていて。自分自身も数字で結果を出す必要がありますし、慕われるだけの人望も必要ですよね。

なので、まずはそういった能力を身に着けながら、たくさんのカスタマーへ入居の機会を提供し、クーリエの事業成長に貢献することを目指したいと考えています。

その過程で、CX(顧客体験)の向上やセールスイネーブルメントの推進にも携わっていきたいです。お客様の声をサービス改善に活かし、より多くの方々に喜んでいただけるサービスを作り上げていきたいですね。

最後に、未経験からIT業界で活躍したい人へメッセージをお願いします!

大切なのは、学ぶ姿勢と挑戦する勇気だと思います。クーリエは、未経験だとしても意欲的な人材を歓迎してくれる環境です。日々の業務の中で、ITスキルやビジネススキルを身につけていくことができますし、先輩方からのフィードバックも丁寧です。私自身、日々社会人としての土台を築けていると実感しています。

私たちの仕事は単なる営業ではありません。カスタマーサクセスとして介護を必要とする方々により良いサービスを提供し、クライアントの課題解決に貢献する。そんな社会的意義の高い仕事にチャレンジできるのが魅力です。

挑戦心旺盛で、学ぶ意欲のある方はぜひクーリエへ参画いただきたいです。私のように全く違う業界からの転身でも、きっと活躍できるはずです。

一緒に成長しながら、社会に貢献できるサービスを作り上げていきましょう!

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