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キャリアコンサルタントが描くヘルスケア業界の変革。プラットフォームの価値向上させるために取り組んだPoCとは

2024年8月27日
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  • コンドウ

立教大学卒業後、医療系ベンチャーでの往診サービス運営経験を経て、2024年にクーリエへジョイン。現在は『みんなの介護求人』のキャリアコンサルタントとして、独自のマッチング手法を確立する大規模プロジェクトを担当。データドリブンな意思決定と顧客体験向上を軸に、ヘルスケアプラットフォームの価値向上を推進する。休日はお弁当作りでリフレッシュする、クーリエきっての料理好き。

人材業界での経験を活かし、クーリエのキャリアコンサルタントへ 

クーリエに入社する前は、どんな業務をされていたのですか?

前職はオンライン診療サービスを運営する会社で、私は往診サービスの運営に携わっていました。簡単に言うと、医師のUber Eatsのような感じですね。お子さんが熱を出したときなどに、医師が自宅に向かって医療行為を行うサービスです。

具体的には、医師とドライバーのペアリングや連絡調整、往診に必要な物品の準備などを担当していました。医療と物流のオペレーションを組み合わせた、なかなかユニークな仕事だったと思います。

次のキャリアを考えたきっかけは?

実は、2024年2月に診療報酬の改定があって、夜間・休日の往診点数が下げられてしまったんです。そのため、続けても赤字になってしまうという判断で、会社がそのサービスを終了することになりました。

それで今が成長できる環境に出ていくタイミングだと思い、自分から次のキャリアを探そうと決断に至りました。せっかくなら、これまでの経験を活かしつつ、新しいチャレンジができる環境を見つけたいと考えていました。

クーリエを選んだ理由って何だったんでしょうか?

転職活動では主に人材系の会社を見ていたんですが、その中でもクーリエに魅力を感じました。一番の理由は、キャリアを積んでいける環境だと感じたからです。

面接で説明を受けた中で、特に印象に残ったのが評価制度です。定量と定性の両面から評価してもらえるところに惹かれました。プロセスも結果も見てくれるという点が、自分の取り組みが正当に評価されそうだと思ったんです。

それに、自分の能力を信じてくれる雰囲気も感じました。前職とは違う業界でしたが、医療業界で培った経験を活かせる可能性を感じたんです。新しいことにチャレンジしながら、着実にキャリアアップできる環境だと確信しました。

大型プロジェクトで顧客体験の最適化に挑戦 

入社後はどんな業務を担当されているんですか?

現在、介護業界の特性を活かしたコミュニケーションの最適化に取り組んでいます。事業としてもPoCな立ち位置のプロジェクトで毎日がチャレンジの連続です。

このプロジェクトでは従来のキャリアコンサルタントとは少し違う動きをしているんです。通常のキャリアコンサルタントは、公開されている求人を求職者に紹介してマッチングさせる仕事が中心ですが、私たちのプロジェクトでは、それに加えて非公開の求人情報も含めた全ての案件を扱っています。

そのうえ、一連のオペレーションはシステマチックに構築し、効率的に運用しているんです。オペレーショナルエクセレンスの磨き込みによって、より幅広い選択肢を求職者に提供できるようになりました。

面白さはどんな部分に感じていますか?

このプロジェクトの面白いところは、その独自のアプローチ方法ですね。まず、求職者と接触して通常の求人を紹介します。そこで希望に合うものがなければ、次の段階に進みます。

求職者の希望に沿った潜在的な機会を探るため、さまざまな手段で市場調査を行います。その結果、新しい可能性が見つかれば、求職者と施設の間を取り持ち、双方にとって有益な機会としていただきます。

このアプローチにより、表面化していないニーズも発掘できるんです。求職者にとっては施設が広がりますし、施設側も新たな人材と出会えるチャンスになります。Win-Winの関係を作り出せるプロジェクトだと自負しています。

プロジェクトを進める中で、課題はありますか?

正直なところ、思い描いた成果を上げるまではもう少しクリアしなければならない課題はあります。

1つ目は市場からの反応が良いとは言えないことです。潜在的な雇用機会の発掘にはさまざまな障壁があり、それらを一つずつ克服していかなければなりません。

2つ目はオペレーションの枠組みがまだ改善の余地を残していることです。良い機会を見出せても、なかにはコンタクトまでに時間がかかってしまうケースもあり、せっかくのチャンスを逃してしまうことがあります。

これらを解決するために、一つひとつのオペレーションの見直しを行っています。課題を乗り越えれば、画期的なマッチングシステムになる可能性を秘めていると信じています。

データ活用とCX向上で、ヘルスケア業界の変革を推進 

今後クーリエでどんなことに挑戦していきたいですか?

まずは、現在携わっているプロジェクトを成功させることが第一の目標です。このプロジェクトを通じて、求職者と施設のマッチング精度を高め、より多くの人々に最適な職場を見つけてもらいたいと考えています。

具体的には、面接数を増やし続けることを目指しています。それに伴って、施設の求人掲載案件も増やしていきたいですね。この好循環を生み出すことで、プラットフォームとしての価値を高められると考えています。

中長期的には、数年後にはリーダーポジションに就きたいと考えています。今の上司のような立場になって、チーム全体のパフォーマンスを上げていくことが目標です。いずれは、マネジメント層や経営層まで上がっていければ理想的ですね。

これらの目標を達成するためには、日々の業務で培ったデータ分析スキルや顧客理解を深めていく必要がありますが、クーリエにはそのための環境が整っていると感じています。常に新しいことにチャレンジし、学び続ける姿勢を大切にしていきたいです。

クーリエのキャリアコンサルタントとして、どんな人材が活躍できると思いますか?

私が思うに、クーリエのキャリアコンサルタントに向いているのは、何よりも求職者のことを第一に考えられる人ですね。理想が高すぎる方や、なかなか決断できない方など、さまざまなケースに直面します。そんな中で、本当のニーズを理解し、最適な提案ができる人が求められています。

また、データを活用して意思決定ができる人材も重要です。クーリエはデータドリブンな文化が根付いているので、数字を見て傾向を分析したり、改善策を考えたりするスキルは大切です。

そして、変化を恐れず、新しいことに挑戦できる人も向いていると思います。今担当している新しいプロジェクトも、メンバーや経営陣のアイデアから生まれたものです。常識にとらわれず、革新的なアイデアを提案できる人材は大歓迎です。

経験の有無は関係ありません。むしろ未経験の方の方が、変なバイアスがかからずに柔軟な発想ができる可能性もあります。大切なのは、求職者のために自ら考え、行動できる姿勢です。

最後に、クーリエに興味を持った方へメッセージをお願いします!

クーリエは、本当にやる気さえあれば、どんなことでも挑戦できる環境が整っています。私自身、人材業界の経験はありましたが、ヘルスケアに関しての知見はありませんでした。それでも、周りのサポートのおかげで、日々新しいことを学びながら成長できています。

確かに、仕事量は多いですし、スピード感もハイペースです。でも、その分だけ成長のスピードも速いんです。自分の市場価値を高めたい方、キャリアアップを目指している方には、うってつけの環境だと思います。

特に印象的なのは、社内の雰囲気の良さです。管理職やマネジメント層との距離が近く、気軽に相談できる環境があります。些細なことでも意見を言いやすい雰囲気があるので、自分のアイデアを実現しやすいんです。

ヘルスケア業界に関する知識がなくても問題ありません。むしろ、違う業界からの視点が新しい価値を生み出すかもしれません。大切なのは、人々の生活に寄り添うサービスを提供したいという思いです。

ぜひ、一緒に介護業界の未来を作っていきましょう。あなたの経験や視点が、きっと新しい風を吹き込んでくれると信じています。チャレンジ精神旺盛な方、お待ちしています!

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