他業界&未経験からデジタルマーケターへの転身秘話。驚くほどのスピードでさまざまなスキルを習得できた理由は仕事へのスタンス
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タニモト
青山学院大学文学部英米文学科卒業。前職では理化学機器メーカーで4年間事務職として勤務。業務を続ける中で自身のキャリアを見つめ直し、未経験ながらマーケティングスキルを身に付けたいと考え、2023年にクーリエにジョイン。短期間でSQLやスプレッドシートを駆使したデータ分析スキルを習得し、現在はWeb広告運用を担当する。高度な分析とインサイトの創出により、リード獲得に大きく貢献。6つのサブスクを登録する、クーリエ1のドラマ好き。
事務職からのキャリアチェンジ、その理由は?
タニモトさんは前職では事務職をされていたそうですね。
前職では研究用の機械を卸している企業で4年ほど事務職をしていました。日々の業務はデータ入力や書類整理、電話対応など多岐に渡ります。
正直なところ、このまま事務職を続けていても、スキルアップや給与面での伸びしろはあまりないのかなと感じていました。
事務職の仕事内容や職場環境に不満はなかったのですが、自分のキャリアを考えたとき、「このままでいいのか」という疑問が湧いてきたんです。
ルーティンワークをこなすだけでは、自分の市場価値は上がらないと思ったんですよね。
転職に際しての不安はありましたか?
正直ありました。特殊なスキルを身につけているわけではないので、いざ転職となったときに、自分の市場価値は低いんじゃないかと不安に感じていましたね。
一般的な事務職の経験だけでは、他の求職者と差別化を図るのは難しいと思ったんです。だからこそ、自分の強みを作らないといけないと感じて、キャリアを見つめ直しました。
当時は、とにかく事務職以外の職種に就きたいという思いが強かったですね。自分の可能性を広げるためにも、新しいフィールドに飛び込んでみようと決意しました。
とにかくスキルアップしたいという強い思いがあったんですね。
そうですね。このまま事務職を続けていては、自分の市場価値は上がらないという危機感がありました。
「どうにかして職種を変えなきゃ」と焦りもありましたし、できることを増やして、自分の強みを作りたいと常々考えていました。
事務職の経験は無駄ではないと思っていますが、それだけでは物足りなかったんです。自分の能力を最大限に発揮できる環境を探したいと思い、未経験の職種にもチャレンジしてみようと決めました。
未経験から挑戦できる環境がクーリエにはある
クーリエを選んだ理由を教えてください。
未経験者で不安もありましたが、以前からマーケティングの仕事に興味があったので、思い切って選考に進みました。
それまでのマーケティング職の求人を探してはいたのですが、どれもマーケティングの実務経験が必要で、半ば諦めていた部分もあったんです。
でも、クーリエなら未経験でも挑戦できる環境が整っていると面接で聞いて、これはチャンスだと思ったんです。
なにより、事務職の延長線上ではないキャリアにチャレンジできることに魅力を感じましたし、未経験者の背中を押してくれる会社だと感じました。だからクーリエを選んだんです。
マーケティングのどのような部分に魅力を感じていたのですか?
世の中の動きや人々の関心事をデータから読み解いて、戦略を立てていく。そんな仕事にロマンを感じていました。
将来的にAIの技術が発展しても、データから仮説を立てて検証していく”人間ならではの分析力”は必要なスキルだと考えていたので、マーケティングの力をつけることは自分の市場価値も高められるのではと思ったんです。
それに私、物事を深く考えるのが好きな性格で、日常生活でもよく考え込んでしまう癖があるんです。
その思考力や思考癖をマーケティングの仕事で活かせると直感したんですよね。自分の特性とマッチする職種だと感じました。
SQLからLPの作成まで、幅広いスキルを習得
ー入社後はどのようなスキルを身につけましたか?
具体的にはSQLやスプレッドシートを使ったデータ分析や集計ができるようになりましたね。特にSQLは入社前まで触ったことがなかったので、扱えるようになったのは自分にとって大きな成長だと思います。
でも、ただデータを抽出するだけでは意味がありません。そのデータがどうやって作られてたのか、どういう意味を持つのかまで掘り下げて考える癖がつきました。
一つの数字の裏に隠れている、さまざまな事象や可能性を想像するようになったんです。 SQLやデータの見方、分析の考え方などマーケティングに必要不可欠なスキルは、取締役の大山に教わりながら身につけていきました。
上司の時間を割いて教えを乞うのは、少し勇気がいりましたが、つかみ取った者勝ちだと開き直って(笑)
クーリエは、主体的にキャッチアップする成長意欲がある人に対して、周りの人がしっかりサポートしてくれる空気があるので、未経験からの挑戦にクーリエを選んでよかったと思っています。
それからLPの作成も担当するようになりました。最初はデザインの知識もなく、コーディングなんてまったくの素人でした。
それが今ではLPのデザインから実装、その後のメンテナンスまで一貫して任されるようになって、スキルの幅が格段に広がりました。
それまで乏しかったWeb周りの知識も、業務を通じて着実に身についていったと感じています。正直、自分でも驚くほどのスピードでさまざまなスキルを習得できましたね。
データ分析はもともと得意だったわけではないそうですが、上司のサポートもあって習得できたんですね。
実はそもそも数字が得意というわけではなくて、高校2年生の時に数学を投げ出してからは、数字とは無縁の生活を送ってきたんです(笑)
だからデータ分析の業務に就いた当初は、正直数字が頭に入ってこなくて四苦八苦していました。
でも、上司が定期的に1on1の時間を設けてくれて、基礎の基礎から丁寧に教えてもらえたんです。おかげで徐々に数字への苦手意識が薄れていって、気づいたらデータを扱うことが楽しくなっていました。
Web広告の運用で面白みを感じているのはどんなところですか?
自社の広告と競合他社の広告との兼ね合いを見ながら、予算配分を最適化していくところですね。
介護業界の他社動向もリサーチしつつ、ターゲットユーザーにいかに効率的にアプローチできるか。そのバランス調整が難しくもあり、面白くもあります。
それに、世間の景気動向や社会情勢によって、広告の反応も変わってくるんです。うまくいっていた手法が突然効果を失うこともありますし、世の中の出来事によって急にニーズが高まることもある。
だから状況分析を欠かさず、臨機応変に運用していく必要があります。
変化が絶えない環境下で、ユーザーの心理や行動を分析しながら、最適解を導き出していく。そのダイナミズムがWeb広告の魅力だと感じています。
広告運用はマーケターの腕の見せ所だと思うので、これからもさらに精進したいですね。
データ活用で事業に貢献し、自身のスキルもさらに磨きたい
入社して驚いたことはありますか?
社員の時間とタスクマネジメントへの意識の高さには本当に驚かされました。
1日のスケジュールを細かくセルフマネジメントしていて、それをチーム内で共有し合うんです。誰がいつ何をしているのかが可視化されているので、お互いの状況を把握した上で仕事を進められる。これは画期的だと感じましたね。
それから、目の前のタスクを効率的にこなすだけでなく、あらゆる業務の無駄を省いていこうという意識が社員全員に浸透しているんです。
人間がやるべきでない業務は自動化し、生産性を上げるために日々知恵を絞り合っている。そんな風土に後押しされて、自分も新しいことにどんどん挑戦できています。
アイデアを形にしやすい環境だと実感していますし、チャレンジが推奨される社風に日々刺激をもらっています。
今後の目標を教えてください。
まずは社内データの活用をさらに進めていきたいですね。今やデータはどんどん増え続けているので、より高度な分析をするためにSQLのスキルを磨いていきたいと考えています。
ユーザー属性や行動パターンを可視化することで、セグメントをより細分化でき、一人ひとりにパーソナライズされた最適な施策を打てるはずです。
データとマーケティング施策を効果的に連携させることが、これからのマーケターに求められるスキルだと思うので、その点を伸ばしていきたいですね。それが事業成長に直結すると信じています。
それから、新しい広告手法にも果敢にチャレンジしていきたいです。 これまでの運用経験を活かしつつ、ユーザー視点に立って斬新なアイデアを出していく。そうして広告施策をどんどん打っていくことで、リード数を飛躍的に伸ばしていくのが目標ですね。
事業に貢献できる存在になりたいというのが根源的な思いなので、そのために自分の役割をさらに拡げていきたいです。
最後に、クーリエのマーケティング職に興味がある方へメッセージをお願いします。
マーケティングの経験がなくても、自分から動いてチャンスを掴みにいけるのであれば、クーリエは未経験でも挑戦できる環境です。
そして、チャレンジを全力で支援してくれる環境があります。主体的に取り組む姿勢と成長意欲があれば、これまでのキャリアは関係ありません。
私自身、事務職からの脱却を目指して未知の世界に飛び込みましたが、この環境であればみなさんもチャンスを掴むことができると思います。 入社すれば必然的にさまざまなスキルが身に付きます。
今のキャリアに不安を抱えている方も、ぜひ一歩踏み出してみてください。きっとこれまでとは違う世界が待っているはずです。
私にとってクーリエへの入社は、人生を大きく変えるターニングポイントになりました。 そんな機会を共有できたら嬉しいですし、みなさんと一緒に働けることを楽しみにしています!
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