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「できることを増やしたい」から営業→コーポレートへ。ビジネスのオールラウンダーを目指し、将来を見据えたキャリアチェンジ

2024年9月4日
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  • シミズ

大学卒業後、商社で8年間営業を担当していたが、無形商材の営業スキルも獲得すべくクーリエへジョイン。入社後は『みんなの介護』『みんなの介護求人』の営業職として活躍し、目標の160%以上の受注を達成。その後、経理部門へ異動し、ERPシステム導入やBPRプロジェクトを成功に導く。「やったことがある」を増やし続けることをモットーに、事業成長を加速させている。

無形商材の営業にチャレンジした思い

前職では主にどんな仕事をされていたんですか?

前職では、有形商材のSalesを8年ほど担当していました。いわゆる流通サービス業の商社営業ですね。就活の時に合同説明会で見つけた会社だったんです。正直、特に志望動機があったわけではなくて(笑)。いろいろと経験ができて成長できそうかな、という単純な理由で選びました。

でも、実際に働いてみると、最初の5、6年はそれなりに面白かったんです。ただ、10年後も同じサイクルで仕事しているイメージが湧かなくて。先輩や上司を見ていると、30年、40年と同じ仕事を続けている人が多かったのですが「これからの40年間、同じ業務の繰り返しかな」と思うと、キャリアに不安を感じるようになりました。

そこから転職を考えるようになったのですか?

そうですね。自分の可能性をもっと広げたいという思いが強くなっていき、転職を考え始めました。有形商材の営業では経験できなかったことにチャレンジしたかったんです。

そんな時に、形のないものを売ることについて興味を持ちました。物を売るのとは違う難しさがありそうで、これができれば営業としてもレベルアップできるんじゃないかと。新しい環境に飛び込んで、できる限り多くのことを吸収したいと思ったんです。

これは今もですが、「やったことがある」を増やすことが、自分の市場価値を高めることにつながると考えています。だから、未経験の分野にも積極的に挑戦しようと決意したんです。

クーリエを選んだ理由って何だったんでしょう?

クーリエは「みんなの介護」や「みんなの介護求人」といった介護業界のサービスを運営していますが、実は介護業界には全然興味はありませんでした(笑)。「自分が介護のお世話になるのは50年後だしな~」なんて思っていたくらい。

でも、だからこそ面白いかもしれないと。自分が最も興味のない分野に飛び込んでみたら、どんな変化があるだろうと、そこに可能性を感じました。

それに、クーリエは幅広い業務ができる環境だと感じたんです。部署を横断するプロジェクトも多く、営業の枠を超えて、マーケティングや企画など、さまざまな分野の知見も得られる。営業って、やる気があれば何でもできる可能性がある職種だと思っているので、自分のキャリアの幅を広げられると感じました。

それに、商材が変わることで自分の見え方も変わり、新しい自分を発見できる機会になるかもしれないと思ったんです。そんな期待を胸に、クーリエへの入社を決めました。

営業からコーポレート部門へ。新たな挑戦で広がるキャリアの可能性

入社後はどんな業務を担当されましたか?

営業職として入社しましたが、最初の1ヵ月は慣れるまで大変でしたね。クライアントとなる介護施設の方と電話でお話をすることが多かったのですが、喉が持つかどうか心配でした(笑)

でも、不思議なことに、その後はきついとは感じなかったんです。新しいことにチャレンジできる楽しさが、大変さを上回っていたのかもしれません。営業として経験を積むにつれて徐々に成果も出てきて、目標の160%以上の受注を達成することもありました。

この経験で学んだのは、クライアントとの信頼関係の築き方です。代表から「サービスを売るには伝え方が大事だ」と教わったことが、今でも心に残っています。クライアントの反応に合わせて、柔軟に対応する力が身についたと思います。

そこから経理部門への異動は予想外だったと思うんですが、どんな気持ちでしたか?

正直、最初は驚きましたね。代表から「全社的な体制を最適化するために、バックオフィスを強化したいと思ってる。清水くんにぜひ役割を担ってもらいたいと考えているんだけど、どうですか?」と伝えられたんです。「やったことがある」を増やしたいと思っていた私にとっては、またとないチャンスだと感じました。

不安はもちろんありましたよ。ですが、「代表が任せてくれるのだから、きっと大丈夫だろう」と自分に言い聞かせました。新しいことに挑戦する機会をもらえたことに感謝しつつ、「とりあえずやってみよう」という気持ちでしたね。

経理の仕事は、お客様と関係性を築く営業とは全然違う感覚で……。ですが、お客様に対して真摯に向き合う姿勢は、経理の仕事にも通じるものがありました。

プロジェクトを進めるうえで苦労したことはありますか?

そうですね。経理部門に異動してからの半年間は本当に大変でした。請求書の発行といった基本的な業務以外のタスクが可視化されていなかったので、まずは、一つずつ洗い出していく作業から始めました。

特に大変だったのは、会計ソフトの導入とBPR(業務プロセス改革)のプロジェクトです。これらは同時進行で進めていたので苦労する部分もありましたが、周りのメンバーのサポートもあり、なんとか乗り越えることができました。

振り返ってみるとこの経験は貴重で、経理業務の全体像を把握し、効率化のためのシステム導入できたことは、私のキャリアにとって大きな財産になりましたね。今では、月次で売上や利益の状況を把握し、週次で今月の着地予想を出せるようになりました。この仕組みを作り上げたことで、マネジメント層が行うミーティングでの議論もより深いものとすることができました。

ヘルスケアテック企業の成長を支える、”できる”マインドセット

今後クーリエで挑戦していきたいことを教えてください。

まず何より、「できること」をさらに増やしていきたいですね。これは入社当初からの目標でもあります。現在はワークフローのリリースに向けたプロジェクトを進めていますが、これからもどんどん新しいことにチャレンジしていきたいと思っています。

経理業務だけでなく、プロジェクトを推進していく力も伸ばしていきたいです。一つの目的に対してさまざまなアプローチを試みる営業の経験と、常に変化し続けるプロジェクトマネジメントの両方の経験を活かして、会社全体の成長に貢献していきたいですね。

それと、「会社をより良い方向に動かす原動力になりたい」という思いがあります。そのためには、まず自分自身がどんなことでも「できます」と言える人間になることが大切だと考えています。新しいことに挑戦する時、最初は不安もありますが、「まずやってみる」という姿勢を大切にしています。そうすることで、自然とスキルもついてくると信じています。

クーリエで働く醍醐味はどんなところでしょうか?

クーリエの魅力は、多様な経験ができることですね。私自身、営業から始まり、経理、そして現在はプロジェクトマネジメントと、幅広い業務を経験させてもらっています。この多様性が、自分の成長につながっていると実感しています。

また、常に新しいことにチャレンジできる環境も大きな魅力です。手を上げれば大規模なプロジェクトに携わる機会がありますし、これらの経験は単に業務スキルを身につけるだけでなく、経営的な視点も養うことができます。

そして、何より大切なのは、自分の意見や提案が会社の成長に直接つながっていくという実感です。フラットな組織構造のおかげで、アイデアを出しやすく、それを実行に移すスピードも速いんです。自分の仕事が会社全体にどのような影響を与えているのか、常に感じながら働けるのは本当にやりがいがあります。

「こんな人と働きたい!」というのを教えてください。

クーリエで一緒に働きたいのは、何より新しいことに挑戦する意欲のある人です。経理の経験がある人よりも、経理の「け」の字も知らないけれど、仕事に真摯に向き合い、成長したいという強い意志を持っている人の方が向いているかもしれません。

というのも、他社と比べてクーリエの各部署は、方向性は同じでもアプローチが全く異なります。自分の領域を飛び越えて動くことが求められるので、既存の枠にとらわれない柔軟な発想ができる人が活躍できると思います。

また、「できます」というマインドセットを持っている人も大歓迎です。新しいプロジェクトや課題に直面したとき、「やったことがないからできない」ではなく、「やったことはないけどチャレンジしてみます」と言える人。そういう前向きな姿勢が、クーリエの成長を支える原動力になると信じています。

最後に、ヘルスケアテック業界の可能性を信じ、社会貢献への意欲がある人とも一緒に働きたいですね。私自身、入社前はあまり興味がない業界でしたが、実際に関わってみると、困っている人を助ける喜びを直接感じられる社会意義のある仕事だと気づきました。

この業界をもっと良くしていきたい、そんな思いを持った仲間と一緒に、より良い未来を描いていけたらと思っています。

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