クーリエism クーリエのヒトとビジョンを伝える

インハウスエンジニアとして事業の中心に立つ。クーリエ開発チームが語る、成長を実感できるスピード感と、プロジェクト成功に欠かせない当事者意識とは

2021年2月26日
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今回は、プロジェクトマネジャーのスガイと開発事業部マネジャーのヨクボが、クーリエの開発チームについてお話します。

インハウスエンジニアが行っている業務の内容や、事業のグロースにかかわる仕事へのスタンスにフォーカス。さらに開発チームのムードや求めている人物像についても語ってもらいました。

全社的な生産性の向上、組織課題の解決にもかかわるプロダクト開発チーム

-はじめに、クーリエのエンジニアが行っている業務について教えてください。

スガイ:クーリエは設立以来、成長を続けている老人ホーム検索サイト「みんなの介護」のほか、介護領域における求人サービス「みんなの介護求人」など、複数のサービスを展開しています。そのため、エンジニアはWebアプリケーションからモバイルアプリまで、幅広い開発に取り組んでいます。

また、ユーザー側に公開されている画面だけでなく、各事業部のオペレーションに関して、ボトムアップで提案されたシステム改善への対応にも携わります。自社の生産性の向上や組織課題の解決にも、開発チームは深いレベルまでコミットしています。

-数年前までは、主に業務委託で開発を行っていたと聞きました。インハウス体制に切り替えたことで、どういった変化が生まれていますか

スガイ:一番の変化は、大局観を持ったサービス成長、それもスピード感のある開発を進めるための体制が整ったことです。

最初は経験が豊富なエンジニアを中心に採用し、目の前の業務をとにかく早く、そして正確に完了させることに注力してきました。ですが、事業として実現したい中長期的な目標や、自社サービスを推進する立場で業務に取り組む「事業を成長させるチーム」を目指し、現在は経験だけではなく、仕事に対するスタンスや考え方を採用時に共有しています。そんな採用を経て固まったプロダクト開発チームは、エンジニアやディレクター、デザイナーで構成される10名強の編成で社内のあらゆる開発に対応しています。

インハウスだからこそ自分たちの開発による事業成長を実感できる

-エンジニアとしてクーリエで働くやりがいについて、どう考えていますか。

ヨクボ:クーリエはベンチャー企業だからこそ、さらなる事業拡大に向けて社員一人ひとりがスピード感を持って業務に取り組んでいます。エンジニアが開発するもののうち、その日中にリリースされるものも多数。自分が開発した機能をすぐにユーザーに届けてフィードバックが得られるスピード感は、クーリエで最もやりがいを感じてもらえる点だと思います。

全社的にDXを推進する中で、エンジニアの力は必要不可欠です。各開発者の生産性が、事業の成長スピードと相関関係にあると言っても過言ではありません。求められるレベルは高いものの、事業を進める一員であることを実感できます。

「価値」ベースでフラットに意見を交わせる職場環境

-プロダクト開発チームのメンバーがどういった雰囲気の中で仕事をしているか教えてください。

ヨクボ:何かわからないことがあったり開発要件で迷ったりしたときには、チャットやGoogle Meetで頻繁にメンバー間で相談し合っています。個人のスキルももちろん重要ですが、チームで協力しながら開発を進められているので、仕事をしやすい環境だと思います。

先日行われた週一の振り返りミーティングで、あるエンジニアから「メンバー間で技術・業務に関する知見を共有する場がなく、属人化が進んでいる」といった課題が上げられました。それを受けて、ミーティング時に2名ずつ行うLT(Lightning Talks:数分間で行う短いプレゼンテーションのこと)の実施について提案があり、現在運用中です。また、情報共有専用のチャットグループを用意し、それぞれが自然とナレッジを共有・獲得できるよう、環境を日々ブラッシュアップしています。

スガイ:プロダクト開発チームに限ったことではありませんが、役職や事業部など関係なく、フラットに意見ができる環境はクーリエの大きな魅力です。

プロダクトやサービスを利用するユーザーやクライアントへ提供できる「価値」を最も重視しているので、誰が提案したかは問題にはなりません。役員とメンバーで異なる案が出た場合も、あくまで「目的遂行のために必要かどうか」に基準を置いて最も良い案を採用する文化が醸成されています。

コーディングを目的遂行のための手段として捉える

-今後の事業成長を支えるエンジニアとして、どういった方と一緒に働きたいと考えていますか。

スガイ:私達の求めているエンジニア像について、誤解を恐れず言うのであれば「“コードを書くこと”が目的ではない」と考えられる方です。

私たちは成果物を納品するためにコードを書いているわけではなく、自分たちのサービスを成長させるための手段として、エンジニアリングを行っています。

今のメンバーは、開発やプロジェクトマネジメントとしてのスキルが高いだけでなく、一人ひとりが「自分がサービスをつくっている」「事業をさらに成長させたい」と本気で考えてくれている人が多いです。

ヨクボ:スガイが言うように、クーリエのエンジニアは当事者意識を持って事業を推進してくれるので、仕事は誰かが用意してくれるものだと考えている人や、ルーティンワークを好む人には合わないかもしれません。一方で、自社サービスの開発なので、自分たちの意思で改善を進められますし、社内には高速でPDCAを回す風土があるので、やりがいがあることは確かです。

今後クーリエとしては既存事業のさらなる成長と、新事業の創出を同時に進めていかなければなりません。「課題解決の実現に向けて、いかにスピード感を持った開発を進められるか」が事業の成長に直結すると考えています。

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